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アクセサリー展、明日最終日です :: 2016/06/29(Wed)

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先週、火曜日から始まりましたアクセサリー展も
明日が最終日となりました。
今日もご来店頂きまして、ありがとうございます!

アクセサリー展のために作ってくださった作品も
まだいろいろご覧頂けますので、
引き続き、皆さまのご来店をお待ちしております!









アクセサリー展では、花編みのブローチが好評な
山葡萄工房 森の暮らしのtsujiさんから
欠品していました小さめかごが2点届きました。

右は定番の丸底かご。
今回の内布はエンジのような赤です。
そして左が2回目の入荷の角底の浅めかご。
型は大きめかごと同じ角底を使って、
高さを浅めにしたタイプです。
こちらは今回藍色のような紺の内布です。
形は同じでも、ところどころ太さの違う蔓がミックスされていたり、
毎回違います。

今回のかごも太い蔓の部分があったり、
ちょこっと個性的。
そんなところを気に入ってくださる方も多く、
毎回入荷するとお客様との素敵な出会いが~
歳を重ねてから持つ「憧れのかご」というよりも若い方にも使って頂いて
経年変化を楽しんで欲しいというtsujiさんの思いも
伝わっているようです。


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tsujiさんから、ちょうど今が山葡萄の蔓の収穫期で
もう何回か蔓採りに出かけているとお聞きし、
山葡萄の蔓がはえている様子など、
お写真撮ってきていただけませんか?とお願いしました。
送ってくださった何枚かのお写真。
写真中央、右から左へ横に伸びているのが山葡萄の蔓。
鬼皮という部分が剥けて、だら~んと下に垂れています。
tsujiさんによると、「こういう蔓は比較的、良い蔓です」


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「蔓はまっすぐ素直に伸びなくて 空中を渡っていたり、
木に絡まってグニャグニャに曲がっていたりといろいろです。」とtsujiさん。
なんとなく、何かにグルグルと巻き付いているようなイメージを持っていたのですが、
こんな風に空中を渡っているものもあるんですね~
もっと低いところにあるのかと思っていました。


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林業用のはしごにのぼって、蔓採りをされているのが
tsujiさんのご主人。
なんと、そのはしごの長さは4.5mだそう!
はしごの一番上まで登っての作業です。
4.5m以上の高さで蔓切り。


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こちらの木の上にもご主人の姿が・・・
よく聞くお話は、かごを編まれる方が高齢になり、編むのは座って編めるけど、
蔓を採るのがご自分でできなくなると。、
こんなに高いところに登らなくてはいけないだなんて
知りませんでした。
これは本当に大変な作業です。
それに山の中ですから、熊に合う可能性も十分あるのだそう。
蔓の採取は他の方に頼んだり、蔓を材料として買ったり・・・
山葡萄のかごが高価になるのもわかります。


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山葡萄の蔓の収穫期はとても短く、梅雨の季節の限られた期間だけなのだそう。
この時期だけ、水分を含んで皮が剥きやすくなり
皮を剥くとこんなきれいな白い木肌が~
その時期を逃すと、蔓が2枚皮といって、1枚の蔓が2枚にわかれてしまい、
使うことができなくなってしまうそうなんです。
収穫する時期も秋とか寒くなる前のイメージだったり、
もっと長い期間、収穫できるのかと思っていましたが、
本当に限られた時期だけなのですね。
蔓がこんなに太かったとは~

この採った蔓がすぐに編めるわけではなく、
しっかり干し、乾燥させたり、ひご作りをしたりと時間をかけて
かごの素材となり、やっと編める状態になります。

蔓は栽培しているわけではなく、自然のものですから、
毎年良い蔓が採れるか、tsujiさんもドキドキされるそうです。
今年は結構収穫ができたそうで、よかった、よかった。
(蔓採りは山を所有されている方などの許可を頂いて採られています。)

やまぶどうのかごは以前から使っていますが、
知っているようで知らなかったことも、今回写真と一緒にお話しを伺えて
私も勉強になりました。
山の恵みのかご、いっそう大事に育てていきたいなと思います。


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